眠いのに寝れない原因
眠れないのはなぜ?|久留米まつもと整骨院
まずなぜ眠れないかということについて解説していきます。眠れないという理由は実は1つではなく、さまざまな理由が複雑に絡み合っているといわれます。原因として下記の項目が挙げられます。
①ストレス
心理的なストレスや緊張状態は睡眠に大きく関係します。嫌なことがあって悩んでいる、会社でトラブルがあり次の日仕事に活きたくないという負のストレスだけでなく、次の日に旅行など楽しいイベントが控えているということもストレスとなり、眠りに影響を与えます。また翌日に大切な仕事が控えている、朝早く起きなければならないといった緊張状態も眠れなくなる原因になります。
②体内時計の乱れ
交代勤務などで昼夜逆転の生活をしている方は、体内時計が乱れている可能性があり、夜眠ろうと思ってもなかなか眠れないことがあります。
③環境
音や光、気温や湿度は睡眠に影響を及ぼします。例えば、熱帯夜で眠れない、四肢末端が冷えて眠れない、部屋の電気や外の明かりが気になって眠れない、騒音が気になって眠れないなどさまざまな理由があります。また、最近ではスマートフォンやタブレット、パソコンなどのブルーライトが強い光で脳を活性化させてしまうため寝つきの悪さに影響を及ぼしてしまうことが分かっています。
④刺激物の摂取
コーヒーや紅茶、緑茶に含まれているカフェインやタバコのニコチンには覚せい作用があるため、目がさえてしまい眠れなくなってしまいます。カフェインは午後遅い時間でも接種することで夜間の睡眠に影響します。
⑤身体や心の病気
病気による症状で眠りが妨げられてしまったり、病気による症状で寝つきが悪くなったりするということもあります。また、降圧剤や抗がん剤など薬の影響によって眠れなくなることもあります。これらに加えて不眠症と言い、寝つきが悪くなる、朝早く覚醒して寝れなくなってしまう、夜中にちょこちょこ目が覚めるという症状の出る病気もあります。
寝る前に心がけるべき習慣とは?|久留米まつもと整骨院
今や5人に1人が、眠れない、途中で起きる、早く目が覚めるなど睡眠に対して悩みを抱えている時代です。そのため、まずはセルフケアで寝付きやすく、そして朝までぐっすり眠れるように日常生活を見直し、睡眠に対する良い習慣をつけていきたいものです。ここでは、寝る前に習慣にしてほしいことをいくつかご紹介します。
まずやって頂きたいのが寝る前のスマートフォンやタブレット、パソコンの視聴を制限することです。就寝2時間前には使用を終了することが理想ですが、現代社会ではそれはなかなか難しいことかもしれません。ですので、どうしても難しいという場合にはブルーライトカットのメガネを装着してブルーライトを極力遮断されることをおすすめします。また、カフェインやニコチンの摂取も控えるようにしましょう。
睡眠の質を向上させる為に必要なのが副交感神経を優位にすることです。人間は交感神経と副交感神経が交互に優位になることで生命を維持しています。交感神経は活動的な時に優位となりますが、副交感神経は逆にリラックスしている時に優位となります。つまり、副交感神経を優位にすることでリラックス状態となり、寝つきが良くなるということです。
副交感神経を優位にするための方法は40度前後のぬるま湯に30分前後ゆっくりと浸かることです。これによって体の表面の血行が良くなり、深部体温が放散されやすくなるため徐々に眠りに落ちやすい体を作ってくれます。また、寝室の照明は暗くして室温は26℃程度、湿度は50~60%が眠りやすい環境であるといえるため、環境も整えておきましょう。
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