こんにちは☺️
久留米市安武町にあります、久留米まつもと整骨院です。
今回はみなさんも経験したことの多いと思われます、ぎっくり腰についてお話させていただきます。
1、ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は、急激な動作や重い物を持ち上げるなど、腰に負担のかかる状況で腰部の筋肉や椎間板に一過性の損傷が生じた際に起こる急性の腰痛症状です。高齢者にとっても注意が必要な症状の一つです。
椎間板へのストレス
- ぎっくり腰は、通常、腰椎の椎間板に急激なストレスがかかったときに発生します。
- 例えば、重い物を持ち上げる、急なねじれの動作をする、不安定な動作をするなどが原因となります。
椎間板の損傷
- これらの動作により、椎間板の外側の繊維環が損傷し、内部のゼリー状の核が外側に押し出されることがあります。
- これが椎間板ヘルニアと同様のメカニズムですが、ぎっくり腰は椎間板全体の急激なストレスによるものです。
筋肉のけいれん
- ぎっくり腰の際、周りの腰部の筋肉が急激な収縮やけいれんを起こすことがあります。
- これは、身体が急激な動作に反応して痛みを和らげようとする自然な反応です。
急性な痛みと動作制限
- ぎっくり腰の主な特徴は、急激な腰痛が発生し、立ち上がりや歩行、特定の動作が難しくなることです
- 痛みは通常、腰部や臀部に局所化し、時には下肢に放射痛を伴います
坐骨神経痛の可能性
- ぎっくり腰が重篤な場合、腰椎の神経根への圧迫が生じ、坐骨神経痛と呼ばれる放射痛やしびれが発生することがあります
ぎっくり腰は急激な発生が特徴的であり、通常、症状が急速に現れます。患者が症状に気づいたら、適切なケアや治療が必要です。整骨院での診断と専門的な治療が、早期の回復をサポートします。
2、ぎっくり腰の症状とは?
主な症状
急激な腰痛
- 突然の腰痛が発生し、激しい痛みがあることが特徴です。
- 起床時や動作の際に痛みが増すことがよく見られます。
腰部のこわばり
- 腰の筋肉や関節がこわばり、動きが制限されることがあります。
- 特に前かがみや腰を曲げる動作が難しく感じられます。
しびれや痛みの放射
- 腰椎の神経に圧迫がかかることで、臀部や太もも、下肢に痛みやしびれが生じることがあります。
- この痛みは坐骨神経痛と呼ばれることがあります。
動作の制限
- 痛みやこわばりのため、普段の動作に制限が生じます。
- 立ち上がりや歩行、座ったり立ったりする際に苦痛を感じることがあります。
局所的な腫れや熱感
- 急性のぎっくり腰では、炎症反応が起こり、腰部に軽度な腫れや熱感が生じることがあります。
悪化する姿勢や動作
- 特定の姿勢や動作が症状を悪化させることがあります。例えば、前かがみや回転する動作が痛みを引き起こすことがあります。
慢性化の危険
- 適切なケアがないまま放置すると、ぎっくり腰の症状が慢性化する可能性があります。
3、ぎっくり腰の原因と予防法
原因
- 急激な動作: 突然の動作で腰に負担がかかることが原因です
- 姿勢の乱れ: 長時間同じ姿勢を続けたり、不適切な座り方が影響を与えることがあります
予防法
- 正しい姿勢: 正しい座り方や立ち方を心がけましょう
- 筋力トレーニング: 腰を支える筋肉を鍛えることで、ぎっくり腰のリスクを減少させます
- 急激な動作の回避: 特に腰に負担のかかる急激な動作は慎重に行いましょう
4、ぎっくり腰の初期対処法
- 安静: 腰に負担がかかる動作を避け、安静にしましょう
- 冷却療法: 氷や冷却パッドを使って腫れを抑えます
- 整骨院の受診: 症状が続く場合は、早めに整骨院を受診して専門的なアドバイスや治療を受けましょう
ぎっくり腰は急激に襲ってくる症状ですが、正しい知識と予防策を身につけることで、そのリスクを軽減できます。何かしらの症状があれば、迅速な対応が重要になります。
5、整骨院での治療内容